TECHNOLOGY 富士フイルムの独自技術

STORY なぜ、フィルムメーカーがコラーゲン?

80年以上もの研究が培った富士フイルム独自のコラーゲン技術。

80年以上もの研究が培った富士フイルム独自のコラーゲン技術。

写真フィルムの主原料は「コラーゲン」。写真フィルムには、超高品質なコラーゲン原料が必要で、主原料の約50%を占めています。

コラーゲンを主成分とする薄膜の中に、さまざまな有用成分の粒子が乗せられているのが写真フィルム。
ベースとなるコラーゲンの薄膜中に不純物が混じったり、時間の経過と共に劣化するようでは原料として使いものになりません。

実は食用のものよりもずっと純度が高く、経年劣化にも耐えられるのが、写真フィルム用のコラーゲン。
富士フイルムでは、コラーゲンの不純物を極限まで削ぎ落とし、かつ長期間成分を安定させる独自のコラーゲンに関する技術を、創業以来、80年という長い年月をかけて磨いてきました。

RESEARCH アスタリフトの研究結果

実は、写真フィルムと皮膚の構造は似ていた!?

実は、写真フィルムと皮膚の構造は似ていた!?

より高度な写真フィルムの開発のためには、コラーゲンを主成分とする薄膜の中に、さまざまな有用成分を均一にすることが必要です。

フィルム断面図と角層断面図

その薄膜の厚さは、人間の皮膚の角質とちょうど同じくらいの約20ミクロン。
写真フィルム開発の過程で、コラーゲンが劣化していくメカニズムを解明し、それを防ぐ手法を編み出した富士フイルムだからこそ、「質の高いコラーゲン」を作ることができました。

フィルム研究の中で得た高純度コラーゲン

フィルム研究の中で得た高純度コラーゲン

めざしたのは、紫外線などのダメージで劣化しない、純度が高く、高機能なコラーゲン。
これを叶えたのが、原材料から一番最初に抽出された純度の高い「ピュアコラーゲン」です。

低分子ピュアコラーゲン

HISTORY 写真フイルム研究とピュアコラーゲンの歴史

アスタリフト ピュアコラーゲン10000
1934年
映画用フィルムメーカーとして創業
1971年
カラーフィルムの高感度競争
はじまる

カラーフィルムの自由化に伴い、海外メーカーが国内市場に参入。「光への敏感さ」を表すISO感度をめぐる競争が激しくなる。画像をコントロールする”乳化剤技術”の勝利で、国内シェアNo.1に。

2000年
デジタル化の波到来

デジタルカメラが台頭してくると、写真フィルムの需要は徐々に減少し、2000年をピークに下り坂に。
デジタルカメラシェアNo.1ではあったものの、新規事業開拓に本格的に着手。

2004年
第二の創業を宣言

写真フィルム中心の事業に終止符を打ち、第二の創業を宣言。写真時代に培ったコラーゲンやナノ化技術などさまざまな技術資産を化粧品事業などの新規事業に展開する。

2007年
アスタリフト誕生!
2009年
先駆けとなる「アスタリフト ドリンク コラーゲン10000」発売
2013年
「アスタリフト ドリンク ピュアコラーゲン10000」に生まれ変わり!

高品質・高純度にこだわり、透明度が高く、不純物が少ない、上質で希少な「ピュアコラーゲン」を開発。この「ピュアコラーゲン」を配合したアスタリフトのインナーケアが誕生した。

FUJIFILM
FUJIFILM 富士フイルムはフィルム研究で培った技術をもとに「予防」から「診断」そして「治療」まで、すべての領域で人々の健康に貢献できる幅広い技術と知見を持った「トータルヘルスケアカンパニー」として多種多様な製品・サービスを通じて人々の生活の質のさらなる向上に取り組んでいます。