実はニキビにも種類があるんです!?
正しい知識とケアで
春からも自信がもてる肌を♪
桜の開花も進み、すっかり春らしくなってきましたね!
待ちに待った春の到来でうれしい反面、新しい環境でのスタートや生活リズムの変化など、これまでとは勝手の違う慣れない環境にストレスを感じてしまったり、慌ただしさで落ち着かない日々を送っている方も多いのではないでしょうか。
その結果、気がつけばこんなところにニキビが…なんてことになっていませんか?
そんな気になるニキビですが、実はトラブルの進行状態によって種類があります。ニキビを長引かせたり悪化させないためにも、自分のニキビの状態を知り、正しいケア方法を学んでいきましょう!
毛穴をふさぐように角質が溜まり、皮脂が毛穴の中で詰まって毛穴からちょこんと顔をだし、肌表面がプツプツとしている状態。一般にはコメドと呼ばれています。まだ炎症を起こしているわけではないため、痛みはありません。
対策・ケア方法
ニキビ菌を増やさないよう、肌を清潔に保つことが重要。毛穴に溜まった角質をやさしく取り除き、毛穴の風通しをよくしましょう。
毛穴内部に溜まった皮脂が肌表面に顔をのぞかせ、空気中の酸素によって黒く酸化した状態が黒ニキビです。黒ニキビも炎症性ではないため痛みはありませんが、ひどくなるとファンデーションでも隠せないほど目立ってしまうことがあります。
対策・ケア方法
基本的には白ニキビと同じケアとなります。皮脂が酸化しているため、抗酸化作用のあるビタミンCのケアをプラスするのもおすすめです。
毛穴の中で増殖したニキビ菌が活性化し炎症を起こすと、赤く腫れ上がり痛みを伴う赤ニキビになります。炎症を起こしている毛穴の中やまわりに白血球が集まって、ニキビ菌と闘っている状態。無理に潰したりすると炎症が広がったり、悪化してしまうとニキビ跡が残ってしまう可能性が高いため、安易にさわったり爪で潰したりはしないようにすることが大切です。
対策・ケア方法
肌への刺激を抑えニキビを悪化させないようにしましょう。赤ニキビができている間は、できるだけコンシーラーやファンデーションは塗らないようにし、抗炎症作用のあるスキンケアの使用をおすすめします。炎症がひどい場合は、皮膚科を受診し治療を受けることも賢明です。
ニキビは表皮の皮脂腺の上にできるものですが、炎症が進み真皮内に膿が溜まって大きく腫れた状態です。炎症の強い黄ニキビは、毛穴の壁を崩壊し、真皮まで凹んだクレーター状のニキビ跡を残すため、皮膚科での適切な処置を受けることが望ましい状態です。
対策・ケア方法
赤ニキビと同じケア方法ですが、赤ニキビが重症化しているため早めに医療機関の受診をおすすめします。ニキビ跡が残ってしまった場合は、古い角質をクリアし、ターンオーバーを活性化させるようなお手入れが良いでしょう。
いかがでしたか?
ニキビの跡が残ってしまうと改善が大変なため、ニキビは予防が肝心です。
紫外線対策、シャンプーや洗顔料のすすぎ残しを防ぎ、顔をむやみにさらないようにするなどの対策のほかに、しっかり睡眠をとることや、偏った食生活の改善、ストレスとうまくつきあうなど、日頃の心がけが大切です。
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メイクは帰宅後なるべく早く落とそう!
疲れていると、億劫になりがちなメイク落とし。
けれど、肌に大気の汚れや刺激物などが付着し酸化したメイクがついている状態は、
決して清潔とはいえずニキビなど肌トラブルの原因となる可能性があります。
肌への負担をできるだけ減らすためにも、帰宅したらなるべく早く落とすようにしましょう。
その後はしっかり保湿して肌を休ませてあげてくださいね。