あるべき場所に必要な有用成分を届けるために、
可能な限り微細化する。
サプリメントのパワーを実感していただくためには欠かせないことですが、実は、写真フィルムの世界では、美しい高解像度の写真を作り出すために、発色成分を極限まで微細化することは、当たり前に実現できなければならない、研究です。
コラーゲンを主成分とする薄膜の中に、さまざまな有用成分の粒子が均一に保持されている。簡単に言うとこれが写真フィルムの構造です。ベースとなるコラーゲンの薄膜は、厚さ約20ミクロン。人間の角層の厚さとちょうど同じくらいです。このミクロの世界の中に、撮影した方の思い描くビジュアルを、より美しく、そして、いつまでも美しく表現するための技術を、富士フイルムは長年、積み重ねてきました。
そのためには、
- ナノの世界でも活躍できるように有用成分を小さくすること。
- それぞれの粒子が、最もその機能を発揮できるように薄膜の中に分布すること。
- 成分の有用性を長期間安定させること。
- コラーゲンの不純物を極限まで削ぎ落とすこと。
これらの技術が不可欠です。
そしてこれらの技術をひたすら追究した結果、ナノ化技術によりアスタキサンチンやDHAは水の中で均一に分散させ、吸収しやすくすることができました。サプリメントにおいても、その最もポイントと考える成分を、角層など届かせたいところにきちんと届けることができるようになったのです。
また、極限まで高純度のコラーゲンを精製し、ドリンクとしての飲みやすさを実現しました。
これまで体にいいと分かっていながらも、サプリメントへの利用しにくかった有用成分も、写真フィルムで培った技術を応用すれば活用できるようになるかもしれません。よりパワーが実感できるサプリメント開発のために、研究を積み重ねていきたいと思います。
