赤く色づくイイギリの実
やんばるの森で見かける落葉樹。その昔、葉でご飯を包んだことから漢字では「飯桐」。秋から冬にかけてブドウのような実をつける。



今回の「いろどり」本誌は、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」でも注目を集めている沖縄県北部“やんばる”地域を特集しました。写真館では、やんばる3村以外の見どころもあわせて、思い出深い沖縄の旅をふり返ります。
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やんばるの森の巨大ドングリ
シロアリに強い建材として旧・首里城などの建築に使われたオキナワウラジロガシ。そのドングリの大きさは日本一。見つけられたら超ラッキー! -
干潮時のヒルギ林
泥の上にむき出しになっているのは「呼吸根」と呼ばれる根の部分。なぜか、今にも歩き出しそうに見えてくるのが不思議。 -
辺戸(へど)岬のサンゴ礁
隆起サンゴの絶壁に白い波が打ちつける辺戸岬。海中のサンゴをきれいに撮りたいなら、なるべく風のない日の正午前後を狙うべし! -
白砂が美しいオクマビーチ
天然の白い砂浜が1キロほど続くプライベートビーチ。管理しているのは、かつての米軍施設跡地に立つ「オクマプライベートビーチ&リゾート」。 -
世界文化遺産・今帰仁(なきじん)城跡
14世紀に沖縄本島北部を支配した北山(ほくざん)王国の拠点だったという今帰仁城。美しい曲線を描く城壁の向こうには東シナ海が見える。 -
ヤンバルクイナの「クー太」君
縄張り意識が強い「クー太」君は「ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森」で一羽暮らし。餌は十分にあるので、野生の個体よりふっくら気味。 -
古宇利(こうり)島のハートロック
沖縄版「アダムとイブ」のような言い伝えが残り、古くから“恋の島”と呼ばれる古宇利島。ティーヌ浜のハートロックはデートスポットとして大人気! -
本部(もとぶ)半島から見る伊江(いえ)島
本部半島の北西約9キロに浮かぶ伊江島は、「タッチュー」と呼ばれる岩山が目印。写真は島影と海の色のグラデーションを意識した1枚。 -
備瀬(びせ)のフクギ並木
本部町備瀬集落に1キロほど続くフクギ並木は、防風林として植えられたもの。集落には昔ながらの民家が残り、さながら沖縄の原風景といった趣。