ヘルスケアNEWS

「糖質」は絶対摂らないではなく、「うまく付き合う」ことが大切!
不足すると疲労感、基礎代謝の低下、免疫力にも影響が

「糖」についてどんなイメージを持っていますか?

「糖質ケアダイエット」の流行以来、「糖・糖質」と聞くと「太る原因」「ダイエットの敵」「血糖値を上昇させる体に悪いモノ」といったネガティブな印象を持つ方が多いようですが、実は私たちの生命活動に欠かせない重要なエネルギー源!!
「エネルギーなら脂肪やたんぱく質を使えば大丈夫」と思われるかもしれませんが、脂肪は糖質が極端に少ない状態では効率良く働くことができないと言われています。一方、たんぱく質は糖質なしでも体のエネルギーとして働くことができますが、たんぱく質が過剰に使われてしまうと筋肉量が低下することに…。
「糖質は悪」というイメージだけで過剰に制限をしてしまうとエネルギー不足で疲れやすくなるだけでなく、筋肉量の低下で基礎代謝が落ち、免疫力低下につながる恐れも…。

つまり「糖質」そのものが「悪」というのではなく、「肥満・高血糖」を引き起こすのはあくまでも「糖の摂り方・糖の過剰摂取」によるもの。糖質を制限しすぎてしまうと基礎代謝が落ち、かえって「太りやすいカラダ・リバウンドしやすいカラダ」になってしまうため、最近は「糖の働き」を理解し、「摂取量」を適切にコントロールすることが「健康ダイエット」への近道と考えられるようになりました。
「糖の摂取量」をしっかりマネジメントすることで「健康的に・キレイに痩せる」「リバウンドしにくくなる」だけでなく、体に悪影響を与える「高血糖の抑制」「基礎代謝を落とさないことでの免疫力維持」にも効果があると言われているため、「正しく糖と付き合っていく」ことが大切です。

■「糖質ケアダイエット」成功する5つの秘訣とは…

では、どのようにすれば「糖質ケアダイエット」を成功させることができるのでしょうか?
「糖質ケア」についてはその多くが「中途半端なやり方」や「自己流」でやることで失敗すると言われているため、無理なく、しっかりと習慣化することができる「対策法」についてご紹介します!成功する秘訣は…

1.糖質は「ゼロ」にするのではなく、「控える」ことを重視し、食事を摂る
2.「食べる順番」「食べ方」に工夫をする
3.一度決めた「やり方」をできるだけ毎日実践する
4.体重の変化があっても「継続する」
5.「筋肉」を落とさないよう適度に運動をする

この5つ!

そもそも「糖質ケアダイエット」とは白米のご飯やパン、麺、芋類、甘いモノなど糖質が多い食材の摂取量を1日70~130グラムほどに抑え、肉や魚、海藻、キノコ類など糖質が比較的少ない食材を代わりに食べるというダイエット法。ですが、「糖質」が極端に不足すると疲れやすくなったり、筋肉・基礎代謝の低下、免疫力にも影響を与えてしまうため、「ゼロ」にしてしまうと体調を崩す原因に…。
1日70~130グラムに抑えることは自己流で管理するのは難しく、「糖質ケア」を始める方の多くは「ご飯やパンを一切食べない」など極端になりがちですが、そうなると「糖質不足」に陥りやすくなるため、「朝昼晩の一食だけご飯かパンにする」、「ご飯の量をいつもの半分にする」など「控える」ことを重視して、実践してみると良いでしょう。
「糖質が多い」食事を食べることに抵抗がある方は「食べ方」に工夫すると◎!
ご飯やパンなどを食べる前に「海藻」など繊維質を多く含むものを摂ると、糖の吸収がゆるやかになると言われています。また「ゆっくり良く噛む」と「満腹感」が得られ、食べ過ぎを防ぐことができます。

糖質ケアは「自己流」で管理するのは難しいですが、「一度決めたやり方・ルール」を毎日実践することが成功のコツと言われています。仮に「白米やパン、パスタは1日1食にする」というルールを決めたなら、続けることが大切!「昨日は朝にパン、昼にパスタを食べたから翌日は一切食べない」などとすることは糖質不足やリバウンドしやすくなると言われているため、できるだけ決めた通りに実践するのが良いですが、もし「食べ過ぎて」しまっても反動で極端な制限をするのは控えましょう。

また、「すぐに体重が減って」も最低でも6ヶ月以上は継続するのが◎!「糖質ケア」は結果が出やすいダイエットと言われ、無理をすればするほど一気に体重を減らすことができますが、「減ったから」と言って糖質ケアを止めてしまうと、すぐにリバウンドしてしまうので「無理をしすぎず、続ける」ようにしましょう。一般的に健康的な痩身&リバウンド防止には6ヶ月くらいかけてダイエットをすると良いと言われているので、しっかり時間をかけて取り組んでいきましょう!

そして「ダイエット成功」の基本!「運動」も忘れずに。筋肉量が減り、基礎代謝が落ちると、痩せにくくなるため、筋肉の量を維持することが重要。あくまでも「筋肉の維持」が目的のため、ハードな筋トレでなくても、15~30分程度ウォーキングや軽いランニングで「下半身」をしっかりと動かすことが◎。ウォーキングの場合、足を高く上げたり、大股で歩くだけでも効果的!こちらも無理をせず、「できる範囲で続ける」こと。筋肉量を減らさなければOKです。

■サプリの活用で成功率がググッとアップ↑↑「腸内環境」まで整えてくれる成分も!

「糖質ケアダイエット」は1日の糖質が多い食材の摂取量を70~130グラムに抑えるなど、何よりも「食生活の管理」が大切ですが、具体的にどんな食材が「糖質が少ないのか?」「どんなものなら食べて良いのか?」の判断に迷うところ。とくに糖質が少ないと言われている食品には豆腐や納豆、枝豆、キノコ類、ワカメや海苔などの海草類、葉物の野菜などがありますが、とくにおすすめなのが「シイタケ」。

シイタケは糖質が少ないだけでなく、カロリーも低めなのでダイエットには最適!さらに「糖質」を控えていると「便秘」気味になる方が多く、かえって余分なモノを溜め込みやすくなると言われていますが、「シイタケ」には快便をサポートしてくれる食物繊維が豊富に含まれています。さらに「生シイタケ」は料理のかさましになったり、大きく切ることで食べごたえもアップするので「食べ過ぎ防止」にも◎です。

とはいえ、食生活が不規則!食事を楽しみながら頑張りたい!という方はサプリメントを活用すると良いでしょう。最近は「糖の吸収を抑える」などダイレクトな効果を得ることができる機能性表示食品が人気のようですが、なかでもサラシノール配合のサプリは「摂り過ぎてしまった糖」の吸収を抑えるだけでなく、吸収されなかった「糖」が善玉菌のエサになり「腸内環境を整える」といったサプリメントならではの相乗効果も!機能性表示食品の場合、パッケージにどんな「効果」があるか明記されているので選ぶ際にしっかりチェックを。サプリメントを摂りいれることで失敗・リバウンドしやすい「糖質ケアダイエット」の成功率がアップするだけでなく、健康&美容面での底上げも期待できます。

さて、ここでクエスチョン!

ダイエットや高血糖の予防で注目されている「糖質」。
最近は「栄養成分表示」などを見て、「糖質」チェックをする人が多いようですが、どこを見れば「糖」の量を知ることができるのでしょうか?

〈1〉エネルギー
〈2〉炭水化物
〈3〉脂質

正解は…

食品の栄養成分表示はエネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量(ナトリウム)などが記載されていますが、「糖」がどれだけ入っているかを知るには「炭水化物」の数値を見ればわかると言われています。

「炭水化物」は「糖質」「糖類」「食物繊維」の量を合わせて記載されているため、炭水化物から食物繊維の量を引いた数値が正確な「糖」の量となるのですが、食物繊維の量は「糖」を比べて微量であることが多いため、「炭水化物」の数値をチェックして購入することは「糖対策」になると考えて良いでしょう。

また最近では「糖」への意識の高まりを反映して炭水化物とは別に「糖」だけ分けて記載したり、「糖質」「糖類」「食物繊維」の内訳を別に書くなど、配慮をされているメーカーさんも増えているようです。

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