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効果的な「冷え対策」とはズバリ!「腸」を温めること!
「善玉菌を届けて増やす」シンバイオティクスで体の中から腸を元気に↑↑

厚着をしても、エアコンをつけてもなんだか寒い!手足が冷える…。
冬と言えば、「冷え」対策を実践する人が多いですが、あまり効果がない…という方はいらっしゃいませんか??

実は現代人の多くは性別、年齢を問わず「低体温」と言われています。約60年前に発表された研究だと日本人の平熱は「36.9(±0.3)度」だったそう。しかしながら、最近では35.5度~36.2度という方が多いと言われ、とくに女性や子供の「冷え」が深刻になっているとか…。

体の「冷え」は日常的に寒さを感じるだけでなく、病気やアレルギー、感染症にもなりやすくなると言われています。また、肌荒れや肥満、不眠などさまざまな不調を引き起こす原因に!

さらに、最近問題になっているのが、男性やシニア、お子さんなどに多い「隠れ冷え性」。女性など、「冷え」に悩む方の多くは手足が冷えているため、自分が「冷え性」であることを自覚しやすいのですが、汗をかきやすい男性やお子さん、「冷えや暑さ」などを感じにくくなっているシニア世代の方は「冷え性」であることを自覚することが難しいため、知らず知らずのうちに症状が進んでしまうことに…。

また女性の方も低体温だとあまり自分が冷え性であることを感じないことも多く、冬以外は冷えを感じないという方もいらっしゃるので、まずは自分が冷え性なのかどうか? しっかりとチェックしておくことが大切です。

チェックをする方法は簡単!

起床後すぐ、布団の中で「ワキの下」に手を入れた後、「お腹のおへその下」あたりを触ってみる

その際、お腹のほうがワキの下よりも冷たければ「体が冷えている」可能性が高いので、冷え対策をすることが◎。体調やストレスなどによって体の状態は日々違っているため、毎日確認をすることが大切!自分のちょっとした「変化」に気づくことが病気やトラブルを防ぐことにもつながるので、是非実践してみてください。

さらに、もっとしっかりと「冷え」対策、健康管理をしたいという方は「自分の平熱」を知っておくことが重要です。「平熱」とは「健康時の体温のこと」。「平熱は何度?」と聞かれると「だいたい36度くらい」などと答える方が多いように、あまり重要視されていませんが、実は「体質や体調の変化」を知るには大切な指標と言われています。
また、ひとくちに「平熱」といっても人間の体温は朝低く、夕方になると高くなる傾向があり、時間によって「平熱」にも違いが出てきます。さらに、女性の方は生理の時に「体温が変わったり」、60代以上になると「体温が低くなる」ことがあります。

そのため、自分の「平熱」をしっかりと知っておくことがポイントですが、

①起床時、昼食前、午後4~6時頃、就寝前の計4回平熱をはかる
*食後は体温が上がるので必ず食事前にはかること
②女性の方は生理時の平熱もはかっておく
③「平熱」を知っている方も60代以上になったらはかり直す

と良いでしょう。

適切な「平熱のはかり方」ですが、「ワキ」ではかるタイプの体温計であれば

①ワキの汗をふく
②先端にある測定部分がワキのくぼみの中央にしっかりあたるよう、斜め下から上に体温計を押し上げるように入れる
③体温計を入れた側の手のひらは上に向け、反対側の手でヒジを押さえて密着させる

1日だけだと確かなデータとは言えないので、できれば①~③を3日程度続けてチェックするのがベター。

また体温計も最近では1~3分程度ではかれるものが多いですが、これだと「予測値(実際の体温の近似値)」であるので、正確ではないとも言われています。しっかりはかりたいというのであれば、最近では「10分かけてワキの下の体温をはかる体温計」などが出ているので、利用すると良いです。

すぐに実践できる4つの「冷え対策」とは?!

「冷え」を改善することは「体質改善」にもつながるため、冬だけでなく、1年を通して「冷えない体」にしていきたいものですが、ただ「温める」だけでは、効果はありません!!

「頭寒足熱」などといったことわざがあるように「足」を温めることが効果的と言われていますが、近頃注目されているのが「腸」を温める「腸温活」です。

腸は「第二の脳」と言われる重要な器官。「腸活」がブームになったように、腸内環境を整えることが健康&美容にとって重要ですが、実は「腸を温める」ことが冷え対策にも良いことがわかっています。

では具体的にどのようにすれば良いのか?簡単にできる方法として

①衣類で温める
②1日10~15分程度、体を動かす
③入浴と簡単マッサージ&呼吸法
④腸を元気にする食材を摂る

などがあげられます。

まず、すぐにできるのが①の「衣類で温める」こと。よく「冷え」対策として「上に薄く、下に厚く。首、手首、足首の3つの首を温める」ことが良いと言われていますが、血行を促進させる部分を冷やさないことは「腸温活」にも重要です。

また「腸」などお腹まわりを温めるには「腹巻き」や腰回りに「カイロ」を貼ることもGOOD! さらに、「太もも」の両側の付け根部分に「カイロ」を1個ずつ貼るのも◎。筋肉量が多い「太もも」は血液などを送るポンプの役割がある部位なので、太ももの血流を良くする ことで「腸を温める」効果にもつがなります。

ただし「カイロ」を使う際は「低温やけど」に注意を!必ず衣類の上から貼り、「太もも」に貼る時はストッキングではなく、「タイツ」にするなど生地の厚いものをはくようにしましょう。

次に②ですが、「1日10~15分程度、体を動かす」ことも「腸」を活発にするポイント!「体を動かす」といってもウォーキングなど、軽い運動でOK。筋力アップは熱を生み出しやすい体になり、「冷え改善」にもつながるので、一石二鳥の効果が。とくに筋肉量の多い「太もも」や「おしり」などを動かすと「腸」が効果的に温まってくるので、ウォーキングをする際は「太もも」をしっかり上げたり、大股で歩くなど、1つ1つの動きを丁寧にしっかりと!
また「階段」を多く使うようにするのも「体を動かす」ことになるので、「運動をする時間がない」という方にはおすすめです。

③の入浴ですが、入浴自体が「冷え」対策にもつながるので、シャワーなどではなく、毎日入浴することを心がけましょう。

また入浴中に是非やって欲しいのがマッサージ!湯船に入っている時、おへそを中心に円を描くようにゆっくりとなでてあげると 「腸」が活性化されます。お腹の調子などにもよりますが、5~10回程度でOK♪
さらに、お腹をしっかりとへこませて「腹式呼吸」をしてあげるのも、「腸温活」になります。他にも、日頃、運動ができない!という方は湯船に入っている時、浴槽を押すように左右の足を伸ばす動作を繰り返して行うと良いでしょう。

最後に④の食生活ですが、「腸活」でも話題になったように、「腸内環境に良い食材」を摂ることは「腸温活」にもとても重要です。が、食物繊維や乳酸菌など腸に良いと言われる食べ物だけ摂っていてもNG!「腸を温めることができる」食材や調理法で適切に摂取しなければせっかくの努力も無駄になってしまうのです。
そこで話題になっているのが、「食べるカイロ」とも言われるカリフラワーやかぼちゃ、レンコンなどの「温野菜」。「冷え」などで「胃腸」が弱っていると胃がもたれたり、食欲不振になることが多いですが、とくに「カリフラワー」はお腹に負担をかけない優しい味わいなので、滋養食としてもGOOD。シチューやスープなど、温かいメニューとして取り入れやすいので、「冷え」対策の食材として是非ともチェックしておくと良いでしょう。

また、最近「腸」の健康法で話題になっているのが、サプリメントなどでお馴染みの「善玉菌を届けて増やす」シンバイオティクスという健康法。体に良いビフィズス菌を生きたまま腸に届け、育てることで腸内環境を正常化!腸を健やかにすることで体やお肌の状態を良くするだけでなく、腸内の免疫細胞を活性化させて免疫力アップにも…。
腸全体を良くすることは「腸温活」にもつがなるため、試してみるのもいいですね。

さて、ここでクエスチョン!

「冷え」対策として最近、「平熱を知る」ことが大切と言われています。「体温」にまつわる話のうち、正しいのはどちらでしょうか?

〈1〉体温をはかる場所は世界中どこでも「ワキ」の下と決まっている
〈2〉ワキで正しい体温を測るためには10分間は必要

正解は…

最近では1分ではかることができる体温計が出るなど、「時短化」が進んでいますが、多くの方は「ワキの下ではかる場合は3分間」というイメージが強いのではないでしょうか?が、実は3分間ではかることができるのは「予測値」であって、「正しい体温をはかる」にはワキの下の場合は10分間は必要と言われています。また、体温をはかる場所は「ワキ」というイメージが強いですが、実は「ワキの下」ではかる習慣の国は少なく、欧米などでは「舌下」やお尻にさしてはかる「直腸温」が主流。そのため、歯ブラシのように1人1本ずつ自分の体温計を持っているという方が多いようです。

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