ヘルスケアNEWS

足腰の痛みは「冷え」だけでなく「4つのNG習慣」が原因?!
「慢性腰痛」は体重増加を防ぎ、
ストレス解消を心がけることがカギ?!

冬になると急増する「足腰のトラブル」。痛みの原因にはさまざまな理由がありますが、寒くなって「痛みを感じる」場合、「冷えによる血行不良」によるものかもしれません。気温の低下などで体が冷えると、血管が収縮します。血液の循環が悪くなると動きにも影響を与え、関節や筋肉に過剰に負担をかけてしまうため、「足腰」に痛みが出やすくなると考えられています。

冷えが原因で起きるトラブルとして多いのが、腰痛、関節痛、しびれなど。これらの痛みや違和感を「我慢できるから」と放置してしまう方が多いようですが、適切な対応を取らないとさらに大きなリスクにつながることも!「足腰」の痛みは歩行能力の低下につながり、介護を受けず自立した生活を送ることができる「健康寿命」にも影響を与えると言われているため、「異変」を感じたらしっかりと対応することが大切です。

また「冬の足腰のトラブル」で注意しなければならないのが「座骨神経痛」。「座骨神経痛」とは正式な病名ではありませんが、お尻から太ももの裏、足先にかけてピキッと感じる痛みやしびれなどのこと。神経痛と聞くとシニア世代の話と思いがちですが、座骨神経痛は20、30代の方の発症も増えているのでご用心を!そして最近、女性や生活習慣が乱れがちな40、50代の男性に急増しているのが「足の動脈硬化」。足の血管が詰まり、血液や栄養が行き届かないことで痛みを感じる症状ですが、ひどくなると歩くのが困難になったり、最悪の場合は足が壊死してしまうことも。見た目の変化はほとんどなく、足を触るとひどく冷えているため「寒さによる冷え」と勘違いする方が多いようですが、足の甲の血管が「ドクッドクッと脈を打っていない」場合は要注意!「足の動脈硬化」の可能性があるので痛みやしびれを感じたらすぐに医師の診断を受けると良いでしょう。

このように色々なトラブルがあるなか、幅広い年代の方が悩んでいると言われているのが「慢性腰痛」。「慢性腰痛」とは一時的ではなく、「慢性的に感じる腰の痛み」のこと。冬に発症した痛みがそのまま…という方が多いと言われていますが、実はふだん行っている「何気ない習慣」が「腰痛」の原因になることも!

1. パソコンで作業をするとき、「まえかがみ」になっていることが多い
2. 本やスマホなどを見るとき「うつぶせ」になっていることが多い
3. 重いものを持つとき「膝を曲げないで」持つことが多い
4. 靴下やストッキングを履くとき「片足」で立ったまま履くことが多い

上の4つのNG習慣のうち、2つ以上あてはまる方!日常的に腰に負担をかけている可能性が…。「腰」だけに負荷をかける動作は徐々にダメージを与えるため、ツライ腰痛に悩まされないためにも日頃から「腰に負担をかける動作をしない」ことを心がけましょう。

足腰の健康には栄養バランスの良い食材を!サラシアで肥満予防も効果的!

「慢性腰痛」にならないためには、4つのNG習慣を実践しないことが大切ですが、「予防・改善できる」対策法を実践することも◎!

1. 食事は1日3食規則正しく、バランス良く摂る
2. 体重をこまめにはかるなど「体重の増加」に注意する
3. ストレスを溜めない
4. 睡眠はきちんととる
5. 入浴は湯船につかってしっかりと温まる
6. 喫煙習慣のある方はなるべく本数を減らすことを心がける

一見、どれも「腰の健康」に関わりがなさそうに思いますが、実は「慢性腰痛」は「体重の増加」が大きく関わっていると考えられています。やはり体重が増えるとその分、足腰に負担がかかり、短期間の間に「痛み」などの発症につながると言われているので、バランスの良い食生活を実践し、急激な体重の増加を防ぐことがGOOD!

そして「睡眠などをしっかりとり、ストレスを溜めない」ことも「慢性腰痛の予防・改善」に有効であることが最近の研究でわかっています。また「冷え」は血管の収縮の原因となるので「湯船にしっかりつかって」温めることで血行促進を!「喫煙習慣」はタバコに含まれるニコチンが「血管を収縮させる」と言われているため、「腰痛」が気になる方は本数を減らすなど、「ストレス」にならない程度に「禁煙」を心がけると良いでしょう。

さらに!「慢性腰痛の予防・改善」に軽い運動も有効ですが、痛みがある方でも手軽にできておすすめなのが「寝ながらできる簡単ストレッチ」

1. 床やマットなどの上に仰向けになり、体を伸ばします
2. 片方の「ひざ」を両手で抱え、胸の方にできるだけ引き寄せた状態で15秒間キープ
3. 反対側も同様に行い、15秒間その状態をキープ
4. 最後に両ひざを両手で抱え、胸の方に引き寄せて15秒間キープします

この動作を1日2回、朝晩やるとGOOD。

ストレッチを行う際に注意したいのが、1つ1つの動作を丁寧に!ゆっくりとした動きで行い、勢いよく反動をつけるなど、無理をしないことが大切。毎日継続することが重要ですが、体操中に痛みがひどくなった場合はストレッチをすぐに中止してください。

最後に「体の中から足腰の健康をサポート」することも◎。
足腰に良い成分と言えばコンドロイチンやグルコサミン、コラーゲンなどが有名ですが、特定の成分だけを摂取するのではなく、骨や筋肉のもととなるたんぱく質やアミノ酸、ビタミン、ミネラルなどを偏りなく摂るなど食生活を改善することが大切!なかでも「ひじき」はこれらの栄養素を豊富に含み、かつ日頃のメニューにも取り入れやすい健康食材。さらに肥満は足腰のトラブルの原因にもなるので肥満予防に効果がある「サラシア」などを配合したサプリメントを摂りいれるのも効果的です。

さて、ここでクエスチョン!

「健康寿命」が注目されるなか「足腰の健康を保つ」ことが重要と言われていますが、その対策として正しいものはどれでしょうか?

〈1〉息が上がらない程度にゆっくり歩く方がよい
〈2〉足腰の健康を保つには「スクワット」を行うと良い
〈3〉無理は禁物なので、週に1度でもウォーキングなどをすれば良い

正解は…

最近の研究では「歩行速度の速さ」が寿命に影響を与えることがわかっています。
そのため、「足腰の健康を保つ」ためにウォーキングをするなら「ゆっくり」ではなく、できるだけ早足で。「大股」で「速く歩く」ことを意識すると良いでしょう。
またこれらの対策には頻度も重要!時間がとれないから…と1週間に1度、ウォーキングを1時間やるよりも15分程度でも良いのでできるだけ毎日続ける方が「足腰の健康を保つ」には効果的!
また下半身の筋力を鍛えると良いと言われているのでウォーキングも良いですが、「スクワット」の方がさらなる効果が期待できると言われています。
いつでも好きな時間に1日3回、5回程度やるだけでもOK!女性の方などスクワットができない場合は椅子に腰をかけ、机などに手をついて立ち座りの動作を繰り返す運動でも◎。
少しの積み重ねが大きな結果につながるので是非実践してみましょう。

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