ビューティー&ヘルスケア特集Vol.24 「夕方の老け顔」の正体~1日中息切れしない肌のつくり方~ビューティー&ヘルスケア特集Vol.24 「夕方の老け顔」の正体~1日中息切れしない肌のつくり方~

顔が老けて見えるって、そもそもどういうこと?

夕方に鏡を覗くと、朝とはまるで別人のように疲れた顔に見え驚いたことはありませんか?化粧崩れのせいかな…と、その場でお化粧直しをしても、朝と同じ印象には戻らない…。
それは「夕方の老け顔」と呼ばれる現象です。そもそも、顔が老けて見えるのはなぜなのでしょう。

主な原因はこの4つといえそうです。

  1. 1:ほうれい線や小じわが目立つ
  2. 2:目元や口元がたるむ
  3. 3:顔色がくすむ
  4. 4:毛穴が目立つ
  1. 1:ほうれい線や小じわが目立つ
  2. 2:目元や口元がたるむ
  3. 3:顔色がくすむ
  4. 4:毛穴が目立つ

イラストの左右を見比べて見てください。小じわを描き、顔色を濃くするだけでも老けて見えると思いませんか?夕方になるとこのような現象が起こり「夕方の老け顔」をつくってしまうのです。

イラストの左右を見比べて見てください。小じわを描き、顔色を濃くするだけでも老けて見えると思いませんか?夕方になるとこのような現象が起こり「夕方の老け顔」をつくってしまうのです。

夕方の肌はどんな状態?

夕方の肌は、紫外線やエアコンなどによるダメージの蓄積で乾燥しています。朝に比べて夕方の肌の水分量は15%低いともいわれ、うるおいを失った肌はハリを保てず、たるみとシワを生んでしまいます。

また、活動状態が続いた肌は汗や皮脂の分泌が活発になり毛穴が開きます。汗をかく夏場は特に毛穴が開きやすくなります。頬などの毛穴が開きたるんでしまう「たるみ毛穴」は、年齢が上がるほど要注意です。
さらに、長時間座りっぱなしで過ごしていると血の巡りが悪くなり、顔色もくすみがちです。寒さで血流が鈍る冬場はとくに夕方の顔色がくもります。

朝のスキンケアも手抜きをしない

「夕方の老け顔」にならない肌をつくるためには、朝のスキンケアがとても大切です。目的は、うるおいをキープすること。これを意識しながらスキンケアのステップを踏んでみてください。
時間がない朝でも、数分間、肌と対話する気持ちでケアすることが重要なポイントです。

まずは洗顔。朝だからといって水洗顔だけはNGです。眠っている間にも汗や皮脂は分泌されています。うるおいを肌に届けるためにも、洗顔料で余分な汚れをきちんと落としましょう。
そして洗顔後。お使いのスキンケアアイテムで、しっかりとうるおう肌に整えましょう。暑い時期や時間がない朝でもクリームや乳液などのケアも忘れずに。

日中に肌の乾燥を感じる場合は、朝のスキンケアが不十分な可能性があります。朝にしっかりスキンケアをすることが「夕方の老け顔」対策への近道です。

メイクにもひと工夫を

最近は、シワやくすみが発生してしまった肌を、赤やピンクの光効果でカバーする機能的なフェースパウダーなどがあります。光の反射を利用して肌の凹凸を目立たなくし、くすみを感じさせないという、魔法のようなビューティーメカニズム。
お化粧直しの仕上げにサッとのせるだけで、メイクアップ効果により肌がトーンアップし、「夕方の老け顔」対策にも活躍します。


いかがでしたか?
「夕方の老け顔」を防ぐには、なんといっても朝のスキンケア。うるおいの土台づくりが大切です。
まずはちょっとだけ早起きして、時間をかけてスキンケアをしてみてください。丁寧に手をかけた分、肌はきっと応えてくれます。

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