視覚的ハリ感に影響を与える部位とは?
肌のハリ感が、見た目印象の年齢を左右することもあります。ピンとした弾力のあるハリのある肌は、若々しい印象を与え、逆にハリ感のない肌は、ちょっと疲れたような印象を与えて実年齢より上に見られてしまうこともあります。
富士フイルムでは、独自技術を駆使し肌の見え方と肌の状態との関係について研究を進めてきました。
その中で、若々しい印象に見せる「視覚的なハリ感」に着目。「他人から見てきれいな肌」はどのような肌か、顔のどの部分を見ているのかを独自の画像シミュレーション技術を使って解析しました。
結果、人は「頬部のツヤ」を見て、肌のハリや若々しさを判断していることがわかりました。*1
- *1:「ツヤがある肌は、肌内部の細胞構造の乱れが少ないことを確認」(2015年6月18日 富士フイルム)
ハリ感のある肌を目指す、毎日のお手入れ
いつまでも、若々しいハリ感を持っていたいものですが、誰にでも訪れる加齢に加えて、さまざまな要素が重なりダメージとなることで、肌は衰えていきます。
しかしながら、適切なスキンケアと生活習慣によってそのダメージを最低限に抑えることも可能です。
頬部にツヤがある人から見てきれいな肌へ導くためには、まず正しい肌のお手入れが重要です。汚れやメイクをきちんと落としてから、スキンケアで潤いや栄養を与えて補う。そして仕上げのクリームや乳液などで閉じ込めることが大切です。
保湿ケアで乾燥対策を!
スキンケアをきちんとしていても乾燥が気になる場合は、セラミド不足の可能性があります。
セラミドは、肌本来の保湿力のカギとなるとても重要な成分です。水分を抱え込む役割や紫外線や乾燥といった外部刺激から肌を守るバリア的な役割も担っています。
年齢とともに減ってしまうのですが、元々お肌の角層に含まれているセラミドは、スキンケアでも補うことができます。
1年中、しっかり取り組みたい紫外線ケア
また、紫外線もハリのある肌の天敵です。日差し強くない時季は、気を抜いて紫外線対策が怠りがちになってしまうことも。冬でも紫外線は降り注いでいるので、紫外線対策は季節を問わずに行いたいものです。
地表に届く紫外線にはUVA(長波長紫外線)とUVB(短波長紫外線)があります。UVAの中でも最も波長が長い紫外線であるDeep UVA*2は、屋内であっても窓ガラスを通じて降り注いできます。
季節に関わらず、UVカット効果のある下地などを上手に使って、紫外線対策も怠らないようにしましょう。
- *2:長波長 UVA-I
- *3:乾燥などによる肌印象
規則正しい生活習慣
ストレスや睡眠不足、偏った栄養バランスは、肌はもちろんカラダのためにもよくありません。規則正しい生活習慣を意識してください。
マッサージで血行促進
ハリ感のある肌を生み出すために、血行やリンパの流れを促すマッサージをすることも効果的です。スキンケアのときに、肌表面に刺激を与えないよう優しく手で包み込んでマッサージを行いましょう。
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